不倫問題で困っている場合は、恋愛電話相談よりも、法律事務所に相談に行くことを考える人が多いでしょう。それでは、恋愛電話相談と法律事務所は、それぞれどんなケースで利用したら良いのでしょう。
●法律事務所に相談した方が良いケース
不倫に関する相談の内容は、人それぞれ全く違いますが、恋愛電話相談と法律事務所では、相談の目的が異なります。法律事務所では、「不倫の証拠を収集して離婚する」「夫の不倫相手に慰謝料を請求したい」など、はっきりとした目的に向かって動きます。問題解決のために、弁護士は、法律に基づいて、依頼者に法的なアドバイスを与えます。このように、法律事務所で不倫相談を行う場合は、「離婚」や「制裁」などの目的がある場合の最終的な手段になります。
●どんな人が恋愛電話相談が向いているのか?
恋愛電話相談の目的は、あくまで「相談」です。相談者が不倫をしている場合は、不倫相手と別れようとしているのか、このまま不倫関係を続けたいと考えているのかなどは、それほど追求しません。相談者の悩みをよく聞いて、メンタル面のケアを行って、今後どうしたいか決まっているのなら、それがうまくいくようにアドバイスをします。今後のことは全く考えられない場合は、相談者とのカウンセリングの中で、相談者にとって最も幸せになれる道を導き出します。基本的に、恋愛電話相談のカウンセラーは、相談者が不倫をしているとしても、肯定も否定もせずに、どんな問題でも共感して寄り添います。
●どうしようか1人で悩んでいる場合は恋愛電話相談へ
「不倫の決定的な証拠をもっているから、夫と離婚したい」など、法律に関する相談や法的手段を取りたい場合は、法律事務所で相談することをおすすめします。「不倫関係を辞められない自分が嫌だ」「夫の不倫を辞めさせたいけど逆ギレされてしまうかもしれない」など、不倫問題で悩んでいるけど、どうしたら良いかわからない場合は、恋愛電話相談を利用すると良いです。
カウンセラーは、答えが見つからない相談者の心の内を探り、相談者自身が冷静になって自分と向き合えるようにします。不倫問題というのは、2人だけの問題ではなく、子どもや親せき、友人などにも影響を与える深刻な問題です。そのため、まずは、誰にも知られることなく電話で相談することで、良い解決法が見つかることもあります。