大事な友達に恋愛相談をされたら、どんなアドバイスをしてあげたらよいのでしょう。
もしあなたを信頼して、真剣に相談に乗って欲しいと言われたとしたら、気をつけたい大事な3つのことを知っておいてください。
■1.恋愛相談のアドバイスは、友達の話をとことん聞くところからはじめましょう
友達の話をとことん聞いてあげることは、友達が何を求めて相談に乗って欲しいと思っているのかを理解するためだけではありません。
その思いを吐き出してもらい、精神的に楽になるという大事な受け止め役を、あなたが担うということです。
その役目に選ばれたのは、誰よりもあなたが信頼されている証拠です。
話してもらう間は言葉を挟まず、黙ってうなずきながら聞くことが大事です。
もし反論があっても伝えるのは後にしましょう。
友達が話すことで吐き出すことができたら、案外その時点で友達自身で答えを導き出すことも少なくありません。
まずは友達に全て吐き出してもらい、冷静になった上で向き合って話しましょう。
■2.感情を吐き出した後は、なぜその悩みに至ったのか考えてみる
感情を吐き出して冷静になったら、その悩みの原因を一緒に探ってあげましょう。
冷静になった後に、友達から恋人や周りの人の悪口が出てくることもあるでしょう。
あなたがそれに同調するだけの態度なら、友達は味方を得たつもりで満足を得られるかもしれませんが、相談はそこで終わるでしょう。
しかしそれではまた元通りになるだけで、友達にとっては相談した意味はなくなります。
もし恋人の悪口が出たとしても、なぜそんなことになったのか、どうして嫌な思いをしてしまったのかを一緒に考えてあげてください。
決めつけずに「こうだったかもしれない」という可能性を伝えることで、視点を変える大事さも理解してもらうことができます。
■3.解決法は友達が見つけるべきこと
そもそも恋愛は当事者のものであって、他の人が解決までの手順を決めてあげるものではありません。
友達が自分で恋愛の悩みを解決させるために、あくまで決めつけではない前向きなアドバイスをしてあげることが重要になってくると思います。
「あ、こうすればいいんだ!」と友達が気付いてくれることこそ、本当に必要なアドバイスなのだと思います。
大事な人に恋愛相談でのアドバイスをお願いされたら、その人が自分の力で恋を成熟させることができるように、一緒に考えて寄り添ってあげてください。
相談者も、そんなアドバイザーこそ必要としているはずです。