別れさせ屋はターゲットの張り込み・尾行などを行い事前調査をしたり、ターゲットに近づいて別れさせようとします。
ここで、別れさせ屋は法律的に大丈夫なのか?という疑問が出てきます。
結果から話すと、別れさせ屋は法律に違反をしないように業務を行っているため全く違法ではありません。
ここでは、その理由を解説します。
■別れさせ屋は探偵業法に則って業務を行っている
別れさせ屋が行う張り込みや尾行は法律的には探偵業となっています。
探偵業は探偵業法という法律が定められており、探偵業は国に届出をしてから行わなければなりません。
届出を行っていれば定期的に国の監査が入り、探偵業法に則っていないと営業停止となってしまうのです。
そのため届出をしている、別れさせ屋は探偵業法に則って業務を行っています。
逆に言えば探偵業の届出を行っていない業者は違法であるため注意が必要です。
必ずホームページなどで届出を出しているかを確認してから依頼をするようにしましょう。
■違法性のない手段を選んで行っている
しっかりとした別れさせ屋であれば、違法性のない手段で行います。
不法侵入や脅迫などはもちろん違法になりますので、届出を出している優良な業者であれば絶対にそのようなことはしません。
■問題となる手段はどのような手段か?
悪質な業者であると違法な手段を使う場合があります。
例としては、反社会勢力の力を借りる、不法侵入、ストーカー規制法違反などが違法な手段です。
また、過去の判例だと、結婚をしていない場合だと貞操義務がないため身体の関係をもったとしても法律違反とはならず問題とはなりませんが、ターゲットが結婚をしている場合、工作員が身体の関係をもってしまうと倫理に反するとして問題となります。
このような手段を使おうとする、別れさせ屋には依頼をしない方がいいでしょう。
■まとめ
別れさせ屋自体には全く違法性はなく法に則って業務を行っていますが、どのような業種にも悪徳業者がいます。
別れさせ屋に依頼するときは、届出をしているかどうかをしっかりと確認し、信頼のできる優良な業者に依頼するようにしましょう。