■不倫の悩み相談の相手は限られる
不倫をしている、されているに関わらず、その悩みを相談できる相手は限られます。親しい友人であっても、親であっても、自分から切り出すのは難しいでしょう。
プライドの問題や、うわさ話の種にされたり、ことを荒立てられたりするのは避けたい、という事情もあります。
仮に、誰かに話を聞いてもらうとしても、何度も繰り返して相談するわけには、いきません。相手にも生活がありますから、タイミングが合わないことも考えられます。もっといえば、友人の立場からすると、「またその話?もうやめてよ」と、あきれられてしまうこともあるのです。
■電話相談のアドバイスはあてにならない?
ネットなどでは、しばしば不倫の悩みを相談できる電話サービスが紹介されています。ですが、本当に身になるアドバイスがもらえるか、不透明な点もあります。
心の安定や、支えを求めている人ならば、静かに話を聞いてもらうだけでも落ち着いてくるでしょう。
ですが、具体的な解決策を求めている人には、それではいささか不足しています。
法律問題についてや、パートナーや不倫相手への対応などで的確なアドバイスをもらうためのポイントを説明します。
■電話相談で的確なアドバイスをもらうために
まず、電話相談のメリットとデメリットを把握しておきましょう。
メリット
・手軽に相談できる
・リアルタイムで回答をもらえる
・話し方や声で相手の雰囲気を予測できる
デメリット
・時間制限があると、うまく話ができない
・顔が見えない分、言葉のニュアンスを捉え違える
・感情的になりやすい
電話相談でのメリットを最大限に生かすためにも、まずは相談内容をメモしておきましょう。
自分や相手の状況、希望を把握して、まとめておくのです。
メモに書き出しているうちに、自分が望んでいることや今後の展望について、よりはっきりとビジョンを描けるようになります。
また、時間に制限があるなら、1回の電話につき1つの相談内容に絞りましょう。
そうすると、
「知りたかったことを聞くの、忘れた…」
という状況を防げます。
法律問題について相談するとき、専門用語が並ぶと混乱してしまうかも知れません。
そんなときは、相談を終えてから質問するようにしましょう。
その都度聞いていると、話が脱線して、本題の解決に至れない恐れがあります。
電話相談の利点を生かし、前向きに過ごすために、この記事が役立てば幸いです。