別居中に浮気が発覚した場合は、不貞行為に当たるのでしょうか。
また、慰謝料を請求されたら、支払わなければいけなくなるのかなどを詳しく解説していきます。
■別居中の浮気は慰謝料請求の対象となるのか
別居中に浮気をしたら、慰謝料を支払う責任を負うことになるのか見ていきましょう。
浮気にも程度がありますが、一緒に話をしていた程度であれば問題はありません。
手をつないでいたらどうかというと、浮気をしていると疑われる可能性は高いですが、慰謝料請求に発展することは殆どないでしょう。
キスをした場合はどうかというと、慰謝料を請求される可能性が高いと言えます。
基本的に慰謝料請求の対象になるのかは、平穏な夫婦関係を破壊しているかどうかが重要です。
そのため、肉体関係があった場合には、間違いなく平穏な夫婦関係を破壊していることになるので、慰謝料請求の対象となります。
■別居中に浮気をしていても慰謝料請求の対象とならないケース
別居中に浮気をしていたとしても、慰謝料請求の対象とならない場合があります。
先ほど触れたように、話をしていたり手をつないでいたりしたぐらいでは慰謝料請求の対象とならないことが多いですが、不貞行為があっても慰謝料請求の対象とならないことがあるのです。
それは婚姻生活が破綻している場合です。
婚姻生活が破綻しているというのは、すでに離婚が決まっていて別居中である、もしくは離婚を検討している最中などを指します。
離婚を検討している、もしくは離婚が決まっているのであれば、すでに婚姻生活は破綻しているとされるので、もし不貞行為があっても浮気とはみなされません。
■別居中の浮気は避けた方が無難
別居中であっても、すでに夫婦関係が破綻していれば、不貞行為があっても浮気とはみなされないことが多いです。
しかし、トラブルになる可能性は極めて高いので、正式に離婚をしてからきちんとお付き合いをした方がよいでしょう。
そうすればトラブルに発展することも少なくなります。