別居中の浮気は男性で80パーセント、女性でも50パーセントと言われています。
また、別居開始から1年未満で離婚する割合は80パーセントを超えています。
ですが、別居はそのまま離婚というわけではありません、別居中にどうすべきか考えてみましょう。
■別居中の浮気の可能性
夫婦間でいろいろな問題が発生し、話し合いで少し距離を置こうと別居を始めることがあります。
これは、夫婦の関係を継続できないとして別居する場合もありますが、基本的には、関係修復のためのものであり、離婚がゴールではありません。
ですから、浮気は関係修復には逆効果となってしまうものです。
男性も女性も、かなりの高い確率で浮気をしています。
本当に復縁を考えているのであれば、双方とも浮気をすることはあまり考えにくいです。
別居の原因が浮気であったとしたら、そこでの浮気となると、もはや関係の修復は不可能となってしまいます。
とはいえ、男性の80パーセント、女性の50パーセントを考えると、別居する場合は、浮気されるかもしれない、ということは考えておく必要がありそうです。
■別居中の浮気は違法？
別居となると、結婚前の独身時の生活に戻るということもあり、新しいパートナーを作ってしまうことも少なくないようです。
ですが、婚姻関係は継続しており、状況によっては不貞行為とみなされ、違法となることも多いです。
婚姻関係が破綻しているとみなされれば、不貞行為とはみなされませんが、場合によっては慰謝料が発生するケースもあります。
もちろん、一般的な慰謝料と比べると損害額が低いとみなされ、少額になることが多いです。
基本的には、別居に至った経緯がどうであれ、その期間中での浮気は違法であるということは考えておきましょう。
浮気が原因の別居であった場合、別居に至った後の関係も浮気の継続とみなされますから、離婚時の条件がより悪くなることが考えられます。
■別居中の浮気は避けたほうがよい
別居に至る原因にもよるのですが、復縁するにしても、離婚するにしても、浮気は避けておいた方がよいでしょう。
まず、復縁は難しくなりますし、離婚に至る場合は、慰謝料の請求や財産分与など、条件が悪くなってしまいます。