別れさせ屋への依頼といえば、夫婦や恋人の関係解消がメインです。ただ、もしかすると「友人夫婦を離婚させたい」「娘夫婦を離婚させたい」と考える人もいるかもしれません。ターゲットに制限はあるのでしょうか。
■離婚させたい相手の条件を考える
別れさせ屋は人間関係の解消が仕事であり、「離婚したい」という依頼も少なくありません。たとえば「不倫相手と一緒になるために離婚したい」という、依頼者本人が別れたいという依頼なら、別れさせ屋の多くが問題なく依頼を受けるでしょう。
ただし、「友人夫婦」のように、自分が対象にならない場合には少し考える必要があるでしょう。
「友人夫婦のどちらかを好きになったから離婚させてアプローチしたい」という場合、別れさせ屋によっては依頼を断るかもしれません。
■「離婚させたい」という依頼はデリケート
対象が「娘夫婦」であればどうでしょうか。
「娘が配偶者から暴力を受けているので離婚させたい」という親からの依頼であれば、状況にもよりますが、ノーと言う別れさせ屋は少ないはずです。
一方、「あの娘婿が気に入らないから離婚させてもっといい人と結婚させたい」という場合なら、ノーと言う別れさせ屋が多くなるかもしれません。
あまりにも身勝手すぎ、社会的な常識からかけ離れた内容であればその可能性が高くなるでしょう。
このように「離婚させたい」という依頼は、内容や関係性によってはとてもデリケートな話になります。
人間関係のなかでも、第三者が「~させたい」と考えるのは時として正しく、時として正しくないこともあります。依頼する前によく考えて、「これは身勝手すぎないはず」「これは社会的にちょっとまずいかも…」と振り返ってみるとよいでしょう。
■「離婚させたい」と考えたらまずは相談を
理由や関係性によっては「離婚させたい」という依頼は断られる可能性があります。しかし、人によっては「どうしても必要だ」と考える事情もあるでしょう。その際にはまず別れさせ屋に相談し、依頼を受けられるかどうか確認してみてください。